This post was deleted for the following reason:
Unapproved in three days ()Artist's commentary
まぎか 【ほむほむ・ビギンズ!】
遙か英国は第22連隊からシェパード中将率いる世界的対テロ部隊【TF141】へ引き抜かれたマクタビッシュ大尉(通称ソープ)は、手始めに新人確保プロセスに着手した。「あの日本人ガールをどう思う? 141でも一番の腕利きに学びたいと鼻息が荒い。どうだ?」「彼女を? は、冗談でしょう?」「プライスなら引き受けてくれたぞ?」「……」 痛い点をつかれた。確かにプライスなら引き受けたかもしれない。今は亡き、あのヒゲ面の元上官は「ソープ? どんなニックネームだ」とぼやきつつも、FNGだった自分を引き入れ、命をかけて「教えて」くれた。生々しい記憶の奔流にソープは頬を堅くさせた。「いいでしょう、引き受けます」シェパードはニヤリと笑った。く…彼の思惑通りだったか。中将は人を操るのが実に上手いのだ。少女はしゃっちょこばって敬礼してきた。少女の名はホムラといった。日本人の名前はよくわからない。とりあえず、まずは「果物殺し」から始めさせることにした。新人だった頃、ソープもこの洗礼を受けた。ナイフから拳銃、小銃の扱いを一気に覚えさせられる一種の入隊儀式だ――が、その前に。「おい、ホミューラ…お前はバレーボールの試合にでも出るつもりか?」「え?」少女の瞳が困惑に揺れた。ソープはため息をついて指摘した。「お前の格好だ。俺は体操しやすい服を着ろとは言ったが、スポーツユニフォームを着込めとは言ってない」「あの…これ…体操…ふく…」ソープは面倒くさくなって手を振った。「まぁいい。とりあえず小銃を構えて……よし、拳銃にスイッチしろっ! そうすることで緊急時にスキを作ること無く――って、いや、誰が電気を消せと言った!? 電源見ながらオロオロするな! そのスイッチじゃない! 【切り替え】って意味だ! いや、だから、電気を消すなって言ってんだろ!」スコティッシュ訛りが聞き取りづらかったのか、それとも天然なのか。ソープは頭を抱えたくなった。涙目でウルウルされると、どうしても強く当たれない。なにはともあれ、キルハウスまでこぎつけたが、そこでもトラブルが…。「おい、ターゲットが飛び出す音でビビるな! 情けなくないのか!」「はい! 情けないです!」「いや、そこ、嬉しそうに言うとこじゃ…」 ソープはとんでもないカードを引いたと後悔し始めていた…。過去の「コールオブほむほむ」ネタは、タグをご参照ください~ヽ(✿╹◡╹)ノ