
Artist's commentary
星井美希『アプリリス』
やはり裸体とは美しいものだね(何)。
前々作「美希のおにぎりたーいむっ♪」の美希を、裸にして古代ローマ風の露天風呂に入れてみました☆
場所が古代ローマ風になったのは「テルマエ・ロマエ」4巻を読んだ勢いだったのですが、
雲を描いているとなんとな~く翼に見えてきて、そのまま女神のように演出することにw
で、空の様子を明け方っぽくして明けの明星イメージの星を頭上に配置したら、「ああ、女ルシフェルでいいんじゃね?」と。
(ルシフェル=サタン・サタンの妻=リリス)
神話や宗教に詳しくない方は「え?」と思われるでしょうが(^^;)
サタンの名前の意味は「反抗する者」ですが、元々の名前は『セ・アトン』だという話があります。
(セ=背中・背を向ける・反抗する/アトン=太陽神)
同様に、リリスの元々の名前が『アプリリス(アフリリス)』で、ギリシャ神話の
美と愛と性の女神「アプロディーテー」につながります。
名前を男性形にすると太陽神「アポローン」になって、セ・アトン&アプリリスで遥かな古代には夫婦太陽神だったらしいと。
キリスト教ではイエスと敵対しているのがサタンで、だから悪魔の大王だととことんけなしているわけですが。
仮面ライダーフォーゼの絵のときも書いたとおり、イエスは「天界が奪われようとしている」と発言してるんですな。
そんでもって、旧約聖書のヤハウェの教え「どんどん性交して産んで増えてけ」ってのを真っ向否定してるというw
・・・新約聖書の、「あいつは道に外れたことばっかりしてるのになんで父はあいつを可愛がるんだ」とか例に出してる話って、
サタンと自分のことじゃね?(==) そんで後継者争いでもしてるんじゃね?
聖書外典には「輝く神イヤエールの計画の邪魔をして、アダムとイヴを罪に落とし入れたイブリース」ってのが書かれてるしなあ。
この世の最後の描写も旧約(ヤハウェ)と旧約に寄生する形で成立してる新約(イエス)でまるで別物なのよねー。
世界中に「一度は死んでその座を奪われるが、再び奪い返す太陽神」の神話があるんで、マヤの2012年とか色々ある昨今、
何かあるかも知れませんなw
書いているうちにアイマスとは関係ない話になってしまいましたが(苦笑)、まあ
「美希は太陽のように輝いてるぜ!」ってことで(^ワ^;)