
Artist's commentary
苛めてみたー?
月光まばゆい、ある日の夜。寝付けずにいたペリーヌは一人、基地の庭を歩いていた。(中略) コツコツと背後からついてくる足音。(サーニャさん? ……いえ、彼女はいま夜間哨戒に出ているはず……なら誰が………まさか、泥棒? この軍の基地に? ありえませんわ…………! ゆ、幽霊……!? い、いや、そ、そのようなものいるはず……でもこの基地は遺跡の上にあるとか何とか……古代の亡霊が満月の魔力で蘇った、などということも、ありえない事では無いのかも) 『……しょ……い……』 (!? ひぃ!? ななななななな、なんですの!!??) 『……っしょーい……』 (ああああ、悪霊退散悪霊退散悪霊退散!!!) 『…………』 (うぅぅぅぅぅぅ………………な、何? 気配が消え、た……? どこかへ行ったのかしら……た、確かめなくては……いち、に……さん!) 意を決して振り返るペリーヌ。「何も……いない…………そ、そうですわよね、幽霊なんて非科学的なものいるはずありませんわ! ほ、ほほほっ、わ、私としたことが、子供のような空想を」 魔女的にその発言はどうかというような突っ込みは置いといて、ペリーヌはそう言いながら、元の方向に振りなおる。と、瞳を妖しく光らせ、アルコールのような臭いを漂わせた、獣のような顔が、ペリーヌの眼前で、ニヤリと笑う。 『わっしょーい!!!』 「きゃぁぁぁぁああああぁんんっっ……!!!???」 翌日、石畳の上でなぜか頬を赤らめ、幸せそうに眠るペリーヌが発見された。 <終?> ◇何が何やら……文才無いことを暴露しました(笑)! ◇60分以内に9RTされたら怖い目に会わされて怯えているペリーヌ・クロステルマンを描きます。 です。ツイッターやってないんですけどね! あと、ペリーヌさんは俺の嫁では無いです。そうですね……沈みゆく戦艦に最後まで残り、艦と運命を共にする艦長がペリーヌさんなら、それに付き添って「最期まで私に付き合うなんて……あなたも馬鹿な男ですわね」といわれる副艦長が、私です。