Artist's commentary
「いずみ~」
「はい?何ですか園城寺先輩?」 「……」 「な、何ですか?」 「ん?いや、特に何も考えてへんかった」 「えぇ……?って、何ですかその絆創膏?またどっかでやらかしたんですか?」 「またって何やねん?私んことどないなキャラや思っとんねんお前」 「いえ、その(チンピラちゃうんか?)……そ、そういえば江口先輩も何かケガしてたみたいですけど、まさか?」 「おう、せやで。どうやっても私の圧勝やったけど、やっぱアイツ骨があるなぁ。先読みした未来の先で成長しよった……これやから人間は美しい、そのポテンシャルは無限大や。そうは思わへん?」 「思います思います、めっっさ思いますわー」 「セーラなぁ……あれで男っちゅーんが惜しいよな?」 「惜しいですねぇ」 「おいコラ、ツッコめや」 「ごっごごごごめんなしゃい!!?え、江口先輩は女でしょー?」 「何言うとんねんタコ、そこちゃうわ。その前の綺麗ごとんとこツッコめっちゅう話やろ、こん中学レベルが」 「知らんわボケェっ!!」 「お?」 「あっひゃ、す、すんません!!い、今のは先輩のこと言うたんやなくて、ボケを知らないって意味でして!?」 「何謝っとんねん、ええやんそれ」 「えっ?」 「今のツッコミまあまあやったで?」 「ツッコ、え?で、でも私……」 「後輩やからーとか気にしとるんか?ボケツッコミでそんなん気にせんでええやろ」 「え?で、でも、それなら船久保先輩の時とかは何で」 「あれはプライベートやから」 「……(どっからプライベートなんか分からんわ)」 「おいツッコめやボケ」 「すっすんません!!?どっ、どっk」 「ところで泉、お前セーラと白糸台の次鋒とどっちが好きなん?」 「ふゅっ?な、何でそんな事」 「ええからぁ」 「まあ、え、江口先輩ですけど。尊敬もしてますし……(ホンマは園城寺先輩に惚れとるなんて言われへんわ、何でこんなタコ、いや、こんなドグサレに……っ)」 「そかそか、ふーん?私今度ちょい福岡行ってくるんで、二人頑張り」 「はへ?ふたり?(何や勘違いしとる!!?)」 ……イチャイチャしたりキャッキャウフフしたり可愛いのだけが百合じゃないですよ、少なくとも私の中では ■12/8 ランキングどもです。前のもどもです、字数制限がアレでアレでした