Artist's commentary
お泊り中
今日はちぇんの家でパジャマパーティをする事になった。
みんなで遊んだり、夕飯を食べたりした。
トランプでババ抜きををしている時にリグルが、
「うわ、ババ来た!まただよ!」
って言った後ろにちぇんのおばあちゃん(美しいお姉さん、ね?)が立っていて、リグルが床に現れたスキマに落ちていった。外で「わー!?」という声と、池に落ちる音がした。
しばらくして、またおばあちゃん(綺麗でやさしいお・ね・え・さ・ん)がやって来てた。
「ガールズトークしましょ!ガールズトーク♪」
と言ってきて、リグルが、
「ガール…ズ?」
と言い切る前にスキマに消えていった…。言わなきゃいいのに。
「永遠の17歳ゆかりんに何でも聞いてちょうだい♪」
外の池の方から
「わ、わー!?スキマからなんか触手が!触手が!!」
また何か言ったのか悲鳴が聞こえた気がしたけど、みんな聞かなかった事にした。…ごめんリグル、その時はあんな事になってるなんて誰も分からなかったから。
最後はまくら投げをした。弾幕勝負で最強のあたいが負けるわけにはいかない!
…恐るべし大ちゃん。たくさん投げたのに全て前面の装甲が厚すぎてはね返された。それを見ていたリグルが、
「くそぅ、くそぅ!アレさえあればッ…!」と床を叩き、
「くやしいのぅ、くやしいのぅ!」とミスチーがパジャマの裾を噛んで、
「格差社会なのかー…」とルーミアがくるくる回ってた。
「これか?これが大妖精の”大”なのか!?」とみんなで揉みはじめた。まくら投げになってないけど、とりあえず…困り顔の大ちゃんは相変わらずかわいい。と、こちらに助けを求めてきたので…、あたいも参加した。
「そろそろ寝ましょうか」
と、ちぇんのおかあさんの…なんだっけ?きゅーび?(藍、よ。もう少し名前覚えなさい…)が言ったけど、駄々をこねた紫(おばぁ…あなた…)が無理やりお酒を飲ませたら、お酒が強いのかお酒に弱いのか、顔を真っ赤にしながらすごいテンションになって手が付けられなくなった。スキマ(…)の方を見たら「てへぺろ☆」ってしてた。それを見たリグルは何かを言う前にスキマに消えていった。
ちぇんが涙目になって我に返ったのか、部屋の隅で膝を抱えて独り言を言い出し、いない間に作戦を立てて、リグルをまくら弾幕でフルボッコにして良い感じに気を失ったので、今度こそお開きになった。
布団をひき直して、みんなで川の字になって寝た。いつもはひとりだけど、…たまにはこーゆーのも悪くない、かもしれない。
おかしい…みんな普通のパジャマだったはずなのに…。でもそんな事より、いじられリグルきゅんかわいぃ…(´ー`)