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Artist's commentary
ダカラ、ワタシハ・・・
以下厨二な文章なので読まなくてもいいです
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赤城よりの報告 前略)その時私は大破して、倒れたまま戦場を見つめていました。利根さんの最期の一撃が彼女に命中し撃沈せしめたのです。 ・・・そして私が見たものは、何だったのでしょう。すいません、ひどく感傷的になってしまっているのは自分でも理解しています。 彼女は倒れませんでした。ふらつく足取りで倒れている私の傍までやってきて・・・何故でしょう、誰も動くことができず、それを見つめていました。私も、憎い、心から憎い敵がやってくるというのに恐怖もなく、ただただ見つめていました。 彼女は、私の弓を拾い、涙を流しました、死ぬことに対する恐怖だったのでしょうか。・・・こんなことを言うと、誤解を招くかもしれませんが、その姿を見て、私は、彼女を抱きしめてあげたいと思いました、貴方は立派に戦ったと、けして無様ではなかったと言ってあげたかった。だから、私は泣きました。泣けて泣けて仕方がなかった。彼女の美しさが哀しく、また抱きしめてあげられないことが悔しく、名も無く、戦場に散っていくその様が、かわいそうで仕方が無かった。 報告の終わりに彼女の最期の言葉を記録していただきたいと思いますは”静かな…気持ちに…そうか…だから私は”解釈は提督にお任せいたします、以上で報告終わります