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Artist's commentary
Torii Mototada
鳥居元忠は徳川氏の家臣で、家康が十歳の頃から近侍した。
家康が上杉景勝征伐へ向かう際、松平家忠、内藤家長らと共に伏見城を預けられる。
伏見城に残される兵士は1800という少数で、4万の大軍を率いて攻めてくる石田三成との兵力の差は歴然であった。
それでも元忠らは8月1までの十日余り、城に立て籠もり壮絶な戦いを繰り広げた。(伏見城の戦い)
本丸の元忠は三方ヶ原の戦いの際に負傷し片足が不自由であったが、奮戦して三度敵を追い返した。
そして、雑賀孫市との一騎打ちとの末、討死した。