ラル：見たまえ、セイ君！　これもガンダムという作品世界の魅力の一つさ！

セイ：…すごいです、ラルさん！　こ……こうなってるんだぁ……。

ラル：フッ……かまわん、存分に見たまえ！　
ラル：いやなに、世界大会用のガンプラ製作に行き詰っているようだったのでね、何かの参考になればと「ラル特製の改造フィギュア」を持ってきたのだが……フフッ、いい刺激になったようでなによりだ！

セイ：……そうか！　ガンプラはもっと自由な発想で造っていいんだ！　おぼろげながらに見えてきた、「　僕　だ　け　の　ガ　ン　プ　ラ　」が！！

次回予告

セイ：大変だ！　ラルさんから借りたばかりの改造フィギュアが「ニッパーのようなもの」でバラバラに切断されているッ！！
セイ：一体誰が……こんなひどいことを！　……はっ、まさかこれは他の大会参加者からの妨害工作！？　大会に勝つために……ここまでのことをするのか！？

レイジ：……よぉ、セイ？　なんかさっきからチナのやつが「気の弱い小動物なら睨み殺せそうな目」でオマエのこと見てるけど、なんかあったのか？

セイ：なッ…………そうか、読めたぞ！　僕らを仲たがいさせてチームワークを乱すつもりだ！　まずはラルさんに委員長……次に狙われるのは、僕とレイジだッ！！

レイジ：次回、「戦慄の被害妄想」！

セイ：フィギュアの残骸を抱きしめ、泣き崩れるラルさんの背中に……僕とレイジは大会優勝を誓い合う！