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Artist's commentary
二人
アシタカとサンをやや実写よりに描いてみたもの。実写よりの方が好みは別れそうですがこれはあくまで私的イメージの二人。アシタカは縄文顔、サンは弥生顔。
〜あとは私的二人の人物像考察〜
もののけ考察見てるとサンは西の縄文人的なニュアンスで書かれてるとこ多く見るのだけど、私はどちらかというとサンは弥生人的なイメージ。自然への畏怖の念とそれを崇め共に生きるって精神は縄文の教えでモロがそう育てて来ただけで主題歌の宮崎駿監督作詞の一文にある
「研ぎ澄まされた刃の美しいその切っ先によく似たそなたの横顔」
からは面差しはスッとした涼しげというかどこか冷たいような?鋭利な感じであまり濃いような印象がなく、
「我が一族の血もまた衰えていく。この時期に我が一族の長となるべき若者が西に旅立つのも定めかもしれぬ」
って一文でも、弥生人の制圧に本土の縄文の血も薄れてきた。
一族も滅ぶ寸前、我が一族の血もこれまでか、ならば一か八か的な?
あるいは絶やすくらいならば、あるいは絶える覚悟をもってアシタカを旅立たせる(終わりであり始まりでもある?)
・・・という流れから西(弥生人の文化の中へ)へ旅立つのも〜って取ると
サンとの出会いはなんかこうお互い新しい血のめぐり合いと異種へ惹かれ合う魂みたいなそんなのを感じる(私的には
アシタカがサンに一目で惹かれたのも自分の中に流れていなかった「何か」に惹かれたのでは?と感じるのだな。。
などと妄想しつつ描いたものです。(ツイッター妄想より)