Artist's commentary
「さあプロデューサーさん!一緒に行きましょう!」
キャプションネタバレ注意。福丸小糸G.R.A.D.の話です。
ノクチルの良心、福丸小糸のG.R.A.D.、やりました。
イラストは「一緒に行きましょう」ということで、小糸とシャニPはこれからも一緒に成長していってほしいなって気持ちで描かせていただきました。
電信柱を目標にして行ってね…
全文は長くなったので小説に投稿してます……
novel/15102799
以下、ネタバレ注意
さて、福丸小糸ですが、W.I.N.G.では、幼馴染と一緒にいたいからとオーディションを受けて、幼馴染を語る姿がすごく魅力的だったからオーディションに合格した。その際にシャニPから「どんなアイドルになりたいか?」と283プロでの最初の課題を出され、
「どうなりたいとか、全然ないけど、それでもアイドルをやりたいって言ってもいいですよね?」から「私みたいに居場所がないなって思っている人の居場所になれるようなアイドルになりたい」と課題の答えを提示し、「努力ができるのはわたしの才能ですから!」と自分の才能を自覚して、アイドル福丸小糸が誕生した。
小糸は「私が頑張ってようやく他のみんなの普通くらいで、だからこれ頑張っているにはいりません。普通の当たり前のことだから。だから私、全然よゆーなんです」と自分の頑張りに対してコンプレックスを持っていることを出してくれて、シャニPも「みんなには秘密にするから。小糸の頑張っているところ、知って応援してなんでもサポートしたい」と言っている。それで小糸はシャニPを信頼してくれて、2人は”一緒に“W.I.N.G.に挑戦していく。小糸が頑張ってシャニPがサポートする形、めちゃくちゃ噛み合っていて良いよね……
また、シャニPからは「いつも真面目でひたむきで、だからきっとみんな小糸を応援したくなる。小糸はアイドルに向いているよ」と評価をしている。
今見直して思うけど、小糸と美琴ってなんとなく似ているよね。「勉強をずっと頑張っていたのは、今この時頑張るため練習。無駄なことなんてなかった」とか、シャニPの行動によって、彼女に信頼してもらうところとか。
ファン感謝祭では、ファンレターをもらったことをきっかけに、なにか返せないだろうかと頑張って、最後には感謝祭で感謝の手紙を読み上げ、みんなに自分がアイドルとしてどうなりたいのかをファンについたえ、ファンレターを全て返信した。きっとそのファンレターは今後も枚数が増えていくんだろうと、小糸のファンを大切にする気持ちを見せてくれた。
【おみくじ結びますか】では、”自分のことを羨む中学生モデル“の登場によって「私だけがいつもなにか足りないって思ってたけど、誰でもなにか足りないものがあるのかもしれない。」と気づき、「私みたいに居場所がないなって思っている人の居場所になれるようなアイドルになりたい」を「何か足りない」と思っている人にまで拡張した。
また、小糸の性格の面では「次の電信柱を目標に……」と目に見える目標を作ってそれを達成して物事を進めていく性格だと描写されます。大目標と小目標を設定し、小目標を積み重ねて大目標を目指していく姿は、頑張り屋の小糸に合っていて、とても魅力的でした。
W.I.N.G.と【おみくじ結びますか】、このふたつ、最後はシャニPの「小糸はもうなってるよ」ってセリフで締めるのが素敵で、【おみくじ結びますか】がマジで重要なシナリオで「なんでこの話が限定なんだ」ってなんど叫んだかわからん……セレチケ買ってね……
そんな小糸のG.R.A.D.の話。
コミュタイトルについてですが、「カナリヤ」って日本のイメージでは「カゴの中の鳥」ってすごい繊細なイメージがありますよね。炭鉱夫での毒検知鳥とか。そして、その毒検知鳥として、「カナリアが歌わなくなったらそれは毒が出ている」と言われていたんだとか。今回のタイトルもそれに由来しているのかな?1個目の「いつか飛べるように」は籠の中の鳥を表していて、2個目の「空で呼吸する方法」は毒を感じてしまったカナリヤ。そして、「カナリヤは歌わない」で歌えなくなって死にかけているカナリヤ……とか
以降、pixiv小説へ
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