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Artist's commentary
特撮に協力だ、レイヤーズ ~サンディVSロボット~ 叙火版
重垣:連作シリーズ第3弾は、何回かこのシリーズで描いていただいている、叙火さんの作品です。
サンディ:どうだい、あたしのこの鍛えたボディ。へなちょこロボットなんか、かないっこないのさ。
実藤:今回は、「110番指令に緊急事態の発生を告げている」か、「ロボットのパイロットの応答がないので、声が大きくなっている」といったところです。
大滝:わたしは、「あまりの事態に呆然としている」といったところでしょうか。VIPER版は「特撮、ロボットアニメのような一瞬に、状況を忘れて見入っている」、梓森版は「サンディの怪力に、驚きを通り越して恐怖すら覚え、絶句している」ですが、今回は「夢か現実か、判断に苦しんでいる」といった感じです。
重垣:まったく同じ条件、シチュエーションですが、描く人によって解釈が異なりますね。今回の大滝・実藤コンビは、背景に車のヘッドライトのような光も見えますし。
実藤:このときになると、他の受持区や自ら隊から、事態を知って増援が来るし、報道陣や野次馬連中も集まりだしています。
重垣:時系列は、VIPER版→梓森版→叙火版といったところでしょうか。
実藤:そういう展開になります。しいて言うなら、我々の前が、高村・宗村コンビの「夜霧のパトロール」になります。
大滝:「夜霧のパトロール」の高村・宗村と交番勤務を交代してから、事件が起こったという展開にもなります。
サンディ:あたしの相手をするロボットも、入れ替わり立ち代りで、面白かったね。はじめは変身機能のついていない、パイロットが動かすタイプ。これだとパイロットをやっつければ、ノックアウトと同じだからね。それから来たのは、無人で動く、純粋なロボット。こいつはどこかぶっ壊すまで動き続けるから、やっかいだった。それで今回は、変身機能がついているから、人間で言えば関節技をかけてやれば、やっつけられるからね。
重垣:ロボット対人間の、格闘対決ですか…?
サンディ:あたしの設定はプロボクサー。アマチュアとはいえ、タイトル保持者だから、そういう風にも取れるかな。
重垣:ま、それはともかく、今回もサンディさんのボディは、鍛えられていますね。
大滝:さて、この連作3作品、どれが一番、あなたの想像していた立ち回りシーンに近いでしょうか。
実藤:また別の立ち回りを期待していた人も、いたかもしれませんね。
サンディ:あたしがパンチ一発で、ロボットをKOするとかな。
重垣:いやあ、わたしも解釈の差が発生することはある程度予想はしていましたが、三作品を並べてみると、また面白いですね。だから、このシリーズの解説がやめられないんですよ。(時計を見て)さて、そろそろ時間ですね。
実藤:締めのせりふに移らないと。このイラストは、管理人がオーダーメイド・コムを通じ、クリエータの叙火さんに描いていただいた作品です。
大滝:よって、著作権はオーダーメイド・コムに帰属します。
重垣:無断転載、無断リンクは、禁止します。
サンディ:著作権法違反で、「逮捕されちゃうぞ」にならないようにな。