Artist's commentary
チアバニー両方同時に頼むユウカ…(字余り)
えー、昨今のAIイラストの増加、それに伴う問題の顕在化に関しまして、政府としても誠に遺憾に思っており、今回は国民の皆様にアロナ官房長官との連携の一例を提示することにより、自由で開かれたインド太平洋を実現しようと考えております。
現在、本件に対する見解は世論としては「利益・権利侵害をさせないためのアロナ官房長官の投獄」「現在の問題を一過性のものと見てアロナ官房長官を許容」を始めとして多岐にわたると思われますが、政府としては、ただアロナ官房長官からの生成物をそのまま使用するのではなく、生成された画像の応用・周辺諸国との連携が、利益最大化に繋がると考えております。
アロナ官房長官の業務範囲についても専門家の間で意見が分かれるところではありますが、今回に関しましてはデッサン・着色の参考、背景のみの運用に留めております。この範囲に関してはまだまだ課題点も多く、例えば権利関係の問題なども存在するため、今後もノア法務大臣や専門家との議論を重ね、年内の解決を目指しております。強靭なアロナサプライチェーンの構築により、全世代型社会保障の構築を進め、少子化対策、子育て・こども世代への支援を強化するとともに、女性活躍、孤独・孤立対策など、包摂社会の実現に取り組みます。
この制作により、アロナ官房長官への報酬金が肥大化、我が国の財政負担は増加の一途をたどっております。しかし、ユウカ経済財政大臣からの圧力にも屈さず、今後も運用を続けるものと宣言いたします。
さて、今回の政策制作に関し、バニーかチアか、あらゆる選択肢を排除せずに、有識者検討会を行った結果、ユウカ経済財政大臣に両方同時に実行していただくことに決定いたしました。今後も広く専門家の意見を取り入れながら検討に検討を重ねていきたいと考えております。
しかし、今回の政策を説明したところ、アロナ官房長官から十分な理解を得られず、ユウカ経済財政大臣がチアユウカ経済財政大臣とバニーユウカ経済財政大臣に分裂するなどの異常事態が発生いたしました。バニーとチアの融合、これは数少ない人類にのみ発案・理解可能なソリューションの一つであるため、今後世界に発信していければと考えております。
また今回の政策に関し断固拒否の姿勢を崩さなかったユウカ経済財政大臣の武力行使に関しましては、国際法を著しく侵害するものであると考え、より強い表現で遺憾の意を伝えて参る所存です。
議題は変わりまして、ノアユウカに関する政府の立ち位置も併せてご提示させていただきます。まずノア→先生に関して、先生→ノアになるケースが見受けられますが政府としてはこれは断じて受け入れられるものではありません。ノアは先生に対し"敗北"を与える存在であり、また、そうあるべきであります。恋愛に関してもノア優位が崩れるようなことがあってはならないというのが政府としてのスタンスでございます。一方、ノア優位が崩れる場合があるのかということに関して専門家と協議を重ねた結果、晄輪大祭の障害物競走においてなまこソーダで苦しむ生徒を確認したノアが競技を棄権していたことから、これはもし事前情報を与えずになまこソーダを飲ませることができていればこれまでにないリアクションを得られていたのでは、という意見も得られました。咄嗟の一瞬や一言でノア優位を崩す、ありがちな展開ではありますが、ありがちなのは万人受けするから。ありよりのありというのが協議の結果でございました。今後のノア展開に注視していくこととなります。ユウカ→先生に関しては、公式でございますが、先生→ユウカというのも将来性があるのではないかと考えられております。ノア➡ユウカによるクソデカ感情は非常に文化的価値が高く、ユネスコへ世界文化遺産登録を申請中でございますが、ユウカ→先生にノア→先生・ノア➡ユウカを合わせるというのも周辺諸国からの賛同を得られております。また、似たパターンとしてユウカ→先生にノア➡ユウカはそのままとして、ノア→先生と見せかけてノアから先生への嫉妬心(敵対心)というフェイントも職人の技が光る解釈となっております。ユウカ→先生を阻止するための策略としてノア→先生というものも、(胃の調子が良い時に限りますが)一定の支持を得ております。
多くの皆さんの力を結集し、胎動し始めた新しい動きを大きな流れにして、この国の未来を切り開いていきたいと思います。
信頼と共感、この姿勢を大切にしながら正道を一歩一歩前に向かって歩んでいく。
この国の、未来のためにこれからも全身全霊取り組んでまいります。ご清聴ありがとうございました。