
Artist's commentary
2017.3.27
[首狩り兎]
■まっ黒
思い切って完全な黒を選択したブラシでべべーっと下地作り。線がほぼ沈んだ時点で無茶だったかなと思いつつ(上の図では線画の色を白にしてますが実際は黒)、どうにかこうにか輪郭付近に光を当てて形を掘り出していく感じでなんとか仕上がりました。
普段使わない完全な無彩色ですが、いざ使ってみるとこの墨色な感じもけっこういいなと思うなど。
と、だらだら書いてきましたが、色感覚がちゃんとしてる人や、絵を描いてて必要な色がしっかり自覚できる人にはまったく必要ない情報です。「なんかこの辺と色が混ざったらなんとなくいい感じになったー」でやってる私のような人向けの内容。
基本的には、淡い色の下地は影の箇所を塗る、暗い色の下地は光の箇所を塗る、です。
使いやすさでは断然淡い色の下地(適当でもそれなりになるので)ですが、強い色・暗い色の下地の方が好みの仕上がりになるなーと思ったり。