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Artist's commentary
清国海軍 広甲
広甲は清国海軍の鉄骨木皮製巡洋艦です。威遠級の六番艦に当たりますが、船体サイズが大きくなり、機関出力も上がっています。広甲は福州船政局で建造され1887年に竣工。最初は広東水師に属し,1894年に広乙、広丙とともに北洋水師に編入されました。
黄海海戦では済遠とともに艦隊最左翼を形成し、日本艦隊から遅れ孤立した赤城を砲撃しました。しかし済遠が戦場離脱するのを見て広甲もこれに続き、その後大連湾にて座礁し放棄されました。近代海戦に於いて唯一の敵前逃亡とされています。
外国艦船シリーズ
Acrylic painting 136×220mm