ノアにはこういうことしてほしい。

先生が好きというのは前提ではあるけれど、それでやっているというよりも、
ユウカちゃんに見つかったらどうなってしまうんだろうということに興奮しててほしい。

昔、「シェルノサージュ」というゲームに、ヒロインと主人公らしき人物が机を挟んで優しく微笑み合っているシーンがありました。
私はその画像を見て、「ただの良いシーンだな」と思っていたんです。

でも、それに対してこんなコメントがついていました。
「机の下で足〇キしてそう。」

それを見たとき、私は衝撃を受けました。

日常の、なんでもない一枚の机。
その先に、そんな非日常を想像できるなんて。
実際にはそんなことしていないかもしれない。でも、机の下は見えていない。
だから、否定もできない。

それってまるで、シュレディンガーの猫みたいじゃないですか。
あるとも、ないとも言えない、その曖昧な境界。

私はそんな、「何気ない日常の中に潜む非日常」を想像させるような表現ができるようになりたいです。