
Artist's commentary
NightLand☆ 設定とか
●設定
▷「素人声優研究所」
街の外れに聳える巨大研究施設。一日中煙突から煙を吐き出している。何を研究施設してるのか、住人は知らないし気にもしないが、街の為の研究ということらしい。
魔女が夜の街を守るというおとぎ話から着想を得て、「人造魔女MRS」という防衛兵器を造っていたが、ある日研究所内で起きた事故によりMRS達は暴走して街へと逃げ出した。
工場は半壊しており、内部の状況や生存者の有無もわからない。
▷「人造魔女MRS」
素人声優研究所が造り出した街の防衛兵器。街に伝わる魔女の伝承になぞらえて造られており、日中に太陽光でエネルギーを蓄え、夜間に活動する自立型の兵器。
製造法や内部構造は不明だが、自我を有し、魔女を模した外装の少女の姿を持つ。
巨大化してパワーアップする「変身」や、「マスタースパーク」というエネルギー砲を放つ能力の他にも、それぞれが「魔法」と名付けられた特異な力を持つ。
●キャラ
▷「めぐる」
街に住む少女。ギターを手に路上で歌うのが趣味。喧騒とサイレンが耐えないこの街では、誰も自分をやるのに精一杯で、道の脇で歌を歌う他人など気にしない、そういうところが丁度いいのだ。
しかしある日現れた謎の生物「ゆうひぃ」はめぐるの歌に興味津々。気に入って毎日のように聞きに現れるので、最近は誰かに向けて歌うのって良いなと思っている。
昔読んだ街を守る魔女のおとぎ話が好きだったが、現実の冷たい夜を過ごすうちにその憧れも心の内にしまい込んでいった。何も変わらない日々に、誰も声を上げずに腐っていく街、そこに息苦しさを感じながらも、結局自分も何もせず、ズレた歯車達の中にどうにか納まろうとしている。変わりたいと思っても変わり方が分からないので、モヤモヤとした感情を歌にして吐き出す毎日。この冷めきった街のアタリマエをぶち壊したいという破壊衝動が自分の中で燻っていた。
路上ライブの帰り道、暴走する魔女に遭遇したことをきっかけに、同じく魔女だったゆうひぃと共に、夜な夜な街に現れる魔女と戦う「正義の味方」を始める。
魔女の攻撃を受けて身体が吹き飛び、一度瀕死に陥るが、失った血肉をゆうひぃの一部が補う形で生き延び、それからはまさに一心同体の関係となる。
ゆうひぃの身体の3分の1が自分の身体になっているので、魔女(ゆうひぃ)の力も3分の1だけ使うことができる。
ゆうひぃと融合することでゆうひぃ本来の100パーセントの力を使うことができるようになる。
魔女が暴れだした事で、やっとこの街に血が通ったような気がして、生きた心地がしている。
▷「ゆうひぃ」
素人声優研究所が造った防衛兵器、人造魔女MRSの一体「YUH」。その詳細は不明な点が多いが、めぐるの歌が好きなようだ。他の魔女と違い暴走せずに街を守っているが、その理由も不明。
備わった魔法は「変形」で、自身の体を好きな姿かたちへと変化させることができる。
魔女との戦いで瀕死となっためぐるを助ける為、自分の身体の一部を血肉に変えてめぐるに与えた。
そのためめぐると離れていると本来の3分の2の力しか発揮できず、めぐるの体と融合している間だけ本来の力を発揮できる。
マスタースパークは自分の口か、身体を変化させた巨大な口から発射する。
直接戦闘を得意としたタイプのMRSで、シンプルながら応用に富んだ魔法と合わせてかなりの戦闘能力を持つ。