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Artist's commentary
アイ・アクセシング・キュー(視線解析)の例
人が何かを考える際、視線が特定の方向に動きやすいと言われています。図は一般的なパターンで、右効きの人によく当てはまるそうです。(視線の左右は本人から見た方向)
①左上:過去に見た「視覚イメージ」を思い出している
②左水平:過去に聞いた「音・言葉」を思い出している
③左下:内的対話、心の中の自分や他人に語りかけている
④右下:身体感覚や感情を思い出したり想像している
⑤右水平:未来や虚偽の「音・言葉」を創造している
⑥右上:未来や虚偽の「視覚イメージ」を創造している
神経言語プログラミングの研究で示されたこのルールは、FBIの捜査や尋問でも使われるとか。
漫画やアニメでも、キャラ毎に視線ルールを決める事で、セリフを減らしつつ感情を伝えたり、相反する感情による葛藤などの演出に使えると思います。
最近の例では、ジークアクス9話の尋問シーンでマチュがシュウジの「言葉を思い出す」瞬間に「視線が左方向に」動いたのが印象的でした。(意図的な演出かは不明ですが)